ニキビができていた場所がデコボコになって残っている場合は、クレーターニキビ跡と言って、ダメージがかなり深刻な状況です。
肌を直接触らなくても、見た目だけでわかってしまうのがクレーターニキビ跡です。
ベースメイクで隠す方法もありますが、やはり元を治してキレイな肌を取り戻したいですよね。
今回は、クレーターニキビ跡を治す方法についてご紹介したいと思います。
ニキビ跡がクレーターになるまで
まずは、ニキビ跡がクレーターのようにデコボコになってしまうまでには、どのようなことが肌で起こっているのかを理解していきましょう。
クレーターニキビ跡になりやすいのは、ニキビの種類では、黄ニキビと紫ニキビです。
この2つのニキビに共通しているのが、肌の内部で化膿している状態ということです。
わたしたちの肌は外側から表皮、真皮、皮下組織という3つのブロックで構成されています。
黄ニキビの化膿にもいくつか症状の違いがあって、いちばん外側の表皮部分だけで膿んでいるもの、真皮の一部が膿んでいるもの、真皮の奥深くまで膿んでいるものがあるのです。
クレーターニキビ跡として残る可能性があるのは、どこまで悪化した状態なのでしょうか。
クレーターニキビ跡になるニキビの状態は?
黄ニキビの中でもダメージが真皮にまで到達した状態になると、ニキビ跡がデコボコのクレーターになる可能性は高くなります。
また、紫ニキビはさらに高確率でクレーターニキビ跡になるので、覚えておいてください。
毛穴のまわりがかなり大きく膿んでいる状態まで悪化したニキビは、クレーターニキビ跡になる危険性があると言い代えてもいいでしょう。
それでは次にクレーターニキビ跡の治し方を見ていきましょう。
クレーターニキビ跡を治すたった1つの方法
始めに言っておかなければいけないのですが、クレーターニキビ跡をなる方法というのは、1つしかありません。
それは皮膚科や美容外科に行って手術をしてもらうほかにないということです。
それがいちばんクレーターニキビ跡を治す方法としては早いです。
治療も1回で終わるものから、数回通わないといけないものもあるので、ダメージ具合と皮膚科によって変化します。
ただし、もちろんお金は掛かってしまいます。決して安くはないので、そこはお財布と相談ということになると思います。
では、自力で治すのは不可能なんでしょうか。
自分の力で治すのは不可能?
じつは不可能ではないのですが、かなりの日数が必要になります。
肌のターンオーバーによって、ニキビ跡をキレイにするという方法なのですが、通常であれば28日というサイクルで肌は再生します。
ターンオーバーの周期がこの日数にあたります。

じゃあ28日待てばいいわけね?

それがじつは違うビバ!
クレーターニキビ跡ほどに肌の内部までダメージを負った傷跡の場合、ターンオーバーだけでキレイに治るまでには、最短でも6ヶ月、長いと3年ほどかかります。
それも、どの程度まで肌が元に戻るかというのも、個人差があります。
化粧水や食事療法、場合によってはサプリメントで外と中から改善していく必要があるかもしれません。
まとめ
- クレーターニキビ跡は黄ニキビと紫ニキビで起こりやすい
- 肌の真皮にまでダメージが及ぶとクレーターになる
- クレーターニキビ跡を治す方法は医療に頼るのがいちばん早い
- 自力で治すには最低でも半年、長いと3年はかかる
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